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オリザ油化、「花椒オイル」の新たな機能性を確認

 オリザ油化㈱(愛知県一宮市、村井弘道社長)は9月30日、健康食品・化粧品原料「花椒オイル」の新たな臨床試験データを取得したと発表した。同社は、10月6日~8日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「食品開発展2021」に出展し、詳細情報を展示会内で行われる無料セミナーで発表する(ブース番号:2-127)。

 同社は今回、2つの臨床試験を実施した。1つ目の臨床試験は、20~30代の男女5人を対象に単回摂取を行った。花椒オイルを5%含むオイル品とこめ油をスポイトで2滴、直接口の中に入れて摂取した。唾液の分泌量の測定には、サクソンテストを実施。サクソンテストとは、サンプルを摂取前と摂取後にガーゼを口に含んで噛んでもらい、噛む前後のガーゼの重さを比較することでその時の唾液量がどのくらいであったかを確認する試験方法。
 結果として、こめ油を摂取した前後では唾液の分泌量の増減が見られなかったが、花椒オイルを5%含むオイル品を摂取した場合は、摂取前と比較して36.12±63.53%増加することが確認されたという。

 2つ目の臨床試験は、花椒オイルを含む粉末品と、プラセボとしてデンプン分解物をハードカプセルに充填し、飲み込んで摂取する長期摂取試験を2週間実施した。被験者は20~60代の男女6人で、平常時の唾液の分泌量をサクソンテストで3日間確認し、安定した数値の人を選出した。唾液の分泌量の測定は、同様にサクソンテストを実施した。
 結果として、デンプン分解物だけを摂取した群では摂取前と摂取1・2週間後では、唾液の分泌量の増減がみられなかったが、花椒オイルを含む粉末品を2週間継続摂取した場合は、摂取前と比較して1週間後には33.86%±34.01%増加し優位に唾液の分泌量が多くなることに加え、摂取2週間後においても、同等の分泌量を維持していることが確認されたという。

 同社では、「今後も、「花椒オイル」を使った応用商品の提案を行う。今回の食品開発展では、来場者にその場で唾液の分泌量を体感してもらえるようキャンディを無料で配布する。

<セミナー概要>
日時:10月7日 午後2時30分~2時50分
会場:G会場

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