アスタキサンチンの肌に対する効果 国立栄研、HFNetに追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は26日、素材情報データベース(HFNet)に「アスタキサンチン」の有効性に関する情報を追加したと発表した。
肌のくすみや衰えが気になる健康な日本の成人女性20人(試験群10人、平均41.1±5.0歳) を対象に二重盲検無作為化プラセボ対照試験を実施。アスタキサンチン1日当たり3 mgを8週間摂取させたところ、皮膚水分量の増加、皮膚水分蒸散量の抑制、紅斑、皮膚粘弾性R7、顔面画像解析8項目中1項目(キメ)で改善が認められた。
一方、色差、メラニン、皮膚粘弾性R2、キメレプリカ解析によるキメに影響は認められなかったという。