さまざまな業界に向けサービス展開 売れるネット広告社、ネット広告特化型マーケティング支援企業を子会社化
㈱売れるネット広告社(福岡市早良区、加藤公一レオ社長)は13日、ネット広告特化型のマーケティング支援を行う㈱グルプス(愛知県名古屋市、北川雅人社長)と株式取得(子会社化)に向けた基本合意書を締結したと発表した。
売れるネット広告社は、創業以来、健康食品・化粧品業界を中心としたD2C事業者向けにクラウドサービス、マーケティング支援サービスを提供し、D2C事業者がインターネット広告の費用対効果を改善し業績を拡大することを目的として事業を展開してきた。今後の同社成長のためには「既存サービスの強化・利便性の向上」、「他業界への事業展開」が重要と考え、今回の株式取得に至ったという。
グルプスは、「日本の『ど真ん中』からハイスピード×ハイクオリティでクライアントを成功に導くWebマーケティング精鋭集団」という企業理念を持ち、広告戦略の立案から運用実行までを一気通貫で行っている。D2Cだけでなく金融・飲食・クリニックなどの業界に対して、過去300商材以上、500以上の広告戦略の実績があり、世界中の広告媒体を利用し、多彩なジャンルの商品プロモーション運用を担う。その中で培ったノウハウを基に、クライアントを成功に導くための広告運用の設計実行に関するサービスを提供している。
売れるネット広告社が提供するマーケティング支援サービスは、独自のメディアプラットフォームを通じて300社以上の媒体に対して成功報酬により広告を配信することができるサービス。同社は、サービスの成長戦略として広告出稿量の増加を掲げており、今回の株式取得によって過去のノウハウを基にした広告出稿量の増加によるマーケティング支援サービスのさらなる強化を図ることができる。現在のサービス提供のコア業界である健康食品・化粧品業界以外へのサービス展開・市場開拓が可能になり、多岐にわたるサービス展開による成長を実現できるとしている。
株式譲渡の実行は、2024年2月の予定。