からだとこころの健康度を自己採点 キューサイ、全国ウェルエイジング調査結果の第2弾を発表
キューサイ㈱(福岡市中央区、佐伯澄社長)はこのほど、全国アンケート調査「第1回 全国ウェルエイジング調査」を実施。今回、調査結果の第2弾を発表した。自分のからだとこころの健康度を自己採点した「ウェルエイジングスコア」の年代別傾向や、高スコアの人が心掛けている生活習慣を分析した。
同調査は、全国の4,512人(20~79歳の男女)を対象に2月16日から20日の期間、インターネットリサーチで実施。第1弾の前回、自身のからだとこころの健康度を自己採点した「ウェルエイジングスコア」に関する全国ランキングや、ウェルエイジング・ウェルビーイング・アンチエイジングを比較し、認知度・共感度を分析した。
今回、年代別傾向として、前向きに年齢を重ねている実感は70代が最も高く、年齢を前向きに重ねられない理由は男女で傾向が異なることが分かった。男性は働き世代の50代、女性はライフスタイルの変化が激しい20代がワーストスコアとなった。
スコア別の傾向を見ると、スコアが高いグループはこころの健康度が低スコアグループの約5.7倍となり、スコアが高いグループはマイナス約1.6歳からだが「若い」と実感しているという結果に。前向きに年齢を重ねるヒントとしては、からだの健康への心がけは1位がジム、2位がスポーツ、3位が規則正しい生活となった。こころの健康への心がけでは、1位が前向きに過ごすこと、2位が人と会うこと、3位が規則正しい生活となった。
同社では、今回の第2弾の結果から、若年層と比べて高齢者のウェルエイジングスコアが高かったことから、エイジング(加齢)によるからだの変化があったとしても、ポジティブな考え方ができれば前向きに年齢を重ねることができることが分かった。また、スコアが高いグループの傾向から、普段の心がけにもポジティブな傾向が見られたとしている。第3弾では、エイジングによるからだ・こころの不調が訪れる年代やその対策を分析する。
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