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『ポン・デ・リング』が20周年 【周年記念商品&企業2023】徹底してもちもち食感にこだわり、スイーツの新たな領域を開拓

 商品開発から発売へ、そこでヒットした商品が次に目指すのがロングセラーだ。しかし、コアとなる支持層は時代と共に移り変わる。紹介するのは、ブランドを次世代に伝え、ファン層の開拓に注力を続けてきたからこそ節目となる周年を迎えた商品群。そのプロセス、歴史もまた深い味わいをもっている。

『ポン・デ・リング』((株)ダスキン ミスタードーナツ事業本部)

 2003年の発売前には、創業時から続く定番商品が多かったことから、ミスタードーナツの新たな柱となる商品づくりを目指して誕生したポン・デ・リング。ブラジルの伝統的なパン「ポン・デ・ケージョ」の食感にヒントを得て、形状も独特な8つの玉が連なるデザインに。加えて、消費者グループインタビューにより、食感の良いスイーツが求められていることを探り当て、そこを重点ポイントにして開発。

 今日まで一貫してこだわってきたことは、その独特なもちもち感を出すための工夫だ。発売した後、その人気をさらに加速したのが、もちもちのたてがみを食べると元気になるとのストーリーのもと、翌年からCMに登場したキャラクター「ポン・デ・ライオン」の存在。その愛くるしい姿が人気となり、ぬいぐるみや携帯ストラップ、タオルなどのグッズ展開につながったとか。

 現在では、商品構成も黒糖、ストロベリー、ショコラなど幅広い層に支持されるスイーツブランドになっている。

【堂上昌幸】

(冒頭の写真:現在の『ポン・デ・リング』、下の写真:発売時の宣伝ポスター/いずれも同社提供)

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