「O-PLUX」に新機能を追加 かっこ、違和感のある氏名のフリガナを審査で検知
かっこ㈱(東京都港区、岩井裕之社長)はこのほど、不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」に、違和感のある氏名のフリガナを審査で検知する機能を追加したと発表した。
昨今、海外から行われる不正注文は、IPアドレスやデバイス情報を偽装するなど日々巧妙化している。そうした中、日本語は1つの漢字でさまざまな読み方をするため、海外の不正ユーザーにとって、氏名のフリガナを正しく入力する事は難易度が高い。同社は今回、その点に着目した。
今回の注文情報における氏名とフリガナの不一致を審査する機能の拡充によって、配送先情報を持たないようなデジタルコンテンツ、旅行、チケットなどの不正やクレジットカードの有効性をチェックするクレジットマスター対策などで審査精度が向上するという。
また、初回限定商品を狙い、同一人物が複数回注文する不正手口でも同様のケースが発生しており、今回の機能強化による審査精度の向上が期待できるとしている。