「6.21回答」を反故?滋賀で広報活動再開~日本サメ軟骨普及協会
サメ軟骨由来成分の広報活動を行う「日本サメ軟骨普及協会」に対して、特定適格消費者団体の(特非)消費者支援機構関西(KC’sケーシーズ)は8日、4度目となる「お問い合わせ」を5日付で送付したと発表した。
ケーシーズは5月21日付で広報活動の停止を日本サメ軟骨普及協会に要請した際、同協会より送付された「広報活動については、疑念を持たれない内容を確立するまで無期限に停止します」との書面を6月21日付で受領していた。
にもかかわらず、同普及協会は7月、滋賀県内で新聞折り込みチラシにおいてサメ軟骨の普及広告活動を行っていたという。
ケーシーズは、前回の回答にあった「無期限停止」が具体的にいつからのことか、また、「疑念を持たれない内容を確立する」とはどのような措置を考えているのかについて、改めて回答を求めた。
ケーシーズによれば、同協会が取得した個人情報は㈱バイオシャークゼネラルフーズ(埼玉県川越市)に譲渡されている疑いが浮上している。