（株）ウェルネスニュースグループは19日、事業者向けセミナー「2020直前ハラルビジネスセミナー?東京」を都内で開催した。

　(一社）ハラル・ジャパン協会代表理事の佐久間朋宏氏は、東京五輪などのビッグイベントを前に、企業からイスラム諸国への輸出に関する相談が増えていると指摘し、「第3次ハラル認証ブームが来ている」と述べた。インドネシアの経済状況については、10年間でGDPが5倍以上に成長し、日系企業の進出も急増していると説明した。

　NPO法人日本アジア・ハラール協会監査員のキキ・カスアリ・アリフィン氏は、インドネシアで10月から施行される新法の下、義務化となるハラル認証制度について紹介。食品・飲料から段階的にハラル認証が義務化されていくとし、施行後の認証取得の変更点などを解説した。

　（一社）ハラル・ジャパン協会副理事長で、アセットフロンティア（株）代表の島居里至氏は、「インドネシアのインバウンドとアウトバウンド」をテーマに講演。インドネシアで成功するための秘訣について話した。

（写真：19日に開かれたセミナーの様子）