「難消化性デキストリン」が脂質抑制
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は17日、素材情報データベースに「難消化性デキストリン」の有効性情報を追加したと発表した。
空腹時中性脂肪値がやや高めの日本人の成人80人(20~64歳)を対象に、二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ対照試験を実施。脂質負荷食(ハンバーグ、フライドポテト、パン、バター:総脂質量42.5 g)と共に、難消化性デキストリン含有炭酸飲料(食物繊維として5 g含有)350 mLを摂取させたところ、難消化性デキストリン不含炭酸飲料に比較し、血中脂質(食後2時間、3時間、4時間のTG、摂取後6時間までの中性脂肪 AUC)の上昇抑制が認められたという。