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「薬事・食品衛生審議会」議事録公開

 指定成分等を含有する食品の被害情報への対応などについて10月11日、厚生労働省がオンラインで開催した薬事・食品衛生審議会(食品衛生分科会・新開発食品調査部会)の議事録を1日公表した。

 議題は、①「指定成分等含有食品による健康被害報告への対応ワーキンググループ設置要綱の一部改正」、②「ゲノム編集技術を利用して得られた魚類の取扱いにおける留意事項」、③「遺伝子組換え食品等及びゲノム編集食品等の審査・届出の状況」の3つ。

 厚労省は指定成分等含有食品について今後、指定成分以外の「いわゆる健康食品」全般の関連が疑われる健康被害情報を公表していくとしている。ここでいういわゆる健康食品とは、特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品などの保健機能食品も一括りにしたもの。

 ②と③については今後、遺伝子組換え食品の現状の審査済みの数と、ゲノム編集の届出済みの数を定期的に部会で報告するとしている。10月11日時点で遺伝子組換え食品は8作物326品種、添加物22種類59品目。ゲノム編集食品はマダイやトマトが届出されていると報告した。

関連記事:指定成分以外の「健康食品」の被害情報追加へ~厚労省WG

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