「葉酸」の有効性情報公表
国立栄研、HFNetに追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は24日、素材情報データベース(HFNet)に「葉酸」に関する有効性情報を追加したと発表した。
2017年までを対象に2つのデータベースで検索できた疫学研究17報(コホート研究13報、無作為化比較試験4報)について検討したメタ分析で、妊娠中の葉酸サプリメントの摂取は、乳児の平均出生体重(9報)の増加、低出生体重児の発生率(10報)の減少と関連が認められたが、試験によるばらつきが大きかった。
一方、在胎不当過小児の発生率(6報)に影響は認められなかったという。