「ブルーベリー」の有効性情報公表
国立栄研がHFNetに追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は3日、素材情報データベース(HFNet)に「ブルーベリー」に関する有効性情報を追加したと発表した。
カナダ人のランナー11人(平均28.4±7.5歳)を対象に二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ対照試験を実施した。
乾燥ブルーベリー粉末24 gを1日3回、4日間摂取させ、常圧低酸素状態で30分間のトレッドミル時間試験を行ったところ、運動負荷5分後の血中乳酸の上昇抑制が認められた。
一方、トレッドミル走行距離、心拍数、動脈血酸素飽和度、自覚的運動強度、呼気中の一酸化窒素濃度、唾液中のコルチゾール、尿酸、IL-6、CRPに影響は認められなかったという。