「ブドウ」の安全性情報
国立栄研が素材情報DBに追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は27日、素材情報データベースにブドウ種子抽出物含有ハーブサプリメントの安全性情報を追加したと発表した。
軽度の大動脈弁逆流症の既往歴があるアメリカの36歳妊婦が、心臓に良いホメオパシーとしてブドウ種子抽出物含有サプリを摂取していた(摂取量、期間不明)。
妊娠28週に胎児心エコー検査で胎児動脈管収縮を指摘された。医師にサプリメントの摂取中止を指示されたが、摂取の継続が示唆され、32週で動脈管早期狭窄の悪化が見られたものの、その後、合併症なく妊娠を継続し、健康な満期正期産児を自然分娩したという。