「ナイアシン」の安全性情報
国立栄研がHFNnetに追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は7日、素材情報データベース(HFNet)に「ナイアシン」の安全性情報を追加したと発表した。
うつ傾向のため受診歴がある日本人の40歳女性が、うつ病に対してナイアシン含有ビタミンサプリメントを約半年間多量摂取していたところ、吐き気、嘔吐を生じて受診した(摂取期間は不明)。
患者には肝機能障害が認められ、血中ナイアシン濃度が上昇していたことから、ナイアシンを含むサプリメントの過剰摂取が原因と考えられた。サプリメントの摂取中止により改善した。