「サイリウム」の有効性情報公表
国立栄研、HFNetに追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は9日、素材情報データベース(HFNet)に「サイリウム」に関する有効性情報を追加したと発表した。
メキシコ人の肥満の高校生100人(15〜19歳、試験群50人)を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験で、1日10gのサイリウムを7週間、朝食前に水と共に摂取させたところ、LDL-Cサブクラス3項目中、1項目(sdLDL)の減少が認められた。
一方、HDLサブクラス、血中炎症マーカー(IL-6)に影響は認められなかったという。