「ケルセチン」の安全性情報
国立栄研がHFNetに追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は11日、素材情報データベース(HFNet)に「ケルセチン」の安全性情報を追加したと発表した。
動物試験(ラット)において、ケルセチン7日間の事前摂取は、ロサルタン(アンジオテンシンII受容体拮抗薬:CYP2C9、P糖タンパク質基質)の血中濃度(Cmax、AUC)と半減期を増加させ、Tmaxを低下させた。
また、in vitro試験(Caco-2細胞)において、ケルセチンはロサルタン(アンジオテンシンII受容体拮抗薬:CYP2C9、P糖タンパク質基質)の経上皮輸送を阻害したという。