「キクイモ」の安全性情報 国立栄研が素材情報DBに追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は13日、素材情報データベースに「キクイモ」と「ゴボウ」の安全性情報を追加したと発表した。
高血圧、慢性腎不全の75歳の日本人女性が、キクイモとゴボウを含む茶飲料を1カ月間摂取していたところ、食欲不振を生じて受診。検査でBUN、クレアチニンの上昇が認められたために緊急入院した。
キクイモとゴボウを含む茶の摂取が原因として疑われ、腎生検で薬剤性間質性腎炎と診断されたが、加療により回復したという。茶飲料の摂取量は不明。