「カテキン」の有効性情報
ガレート型カテキン摂取で体重・BMI低下
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は5日、素材情報データベース(HFNet)を更新し、「カテキン」の有効性情報を追加したと発表した。
普通または過体重、かつ総コレステロール値がやや高めの日本人成人73人(試験群38人、平均45.8±1.7歳)を対象にした二重盲検無作為化プラセボ対照試験で、昼夕の食事の際に、ガレート型カテキン169.7 mg(総カテキン183.4 mg)含有飲料を毎日2本、12週間摂取させた。
摂取開始時と摂取8、12週後にCT検査を行った。
試験飲料の摂取により、体重、BMIが対照群と比較して8、12週後に低下。また、摂取12週後の総脂肪面積、内臓脂肪面積が対照群と比較して低下したという。