農林水産省は、「第10回食育活動表彰」の募集を開始した。ボランティア活動、教育活動、あるいは農林漁業や食品製造・販売などの事業活動を通じて、食育を推進する優れた取組を表彰し、食育の一層の普及を目的としている。
　受賞者の表彰式は来年6月6日、栃木県宇都宮市の栃木県立宇都宮産業展示館（マロニエプラザ）で開催予定の「第21回食育推進全国大会」で執り行われる。

　今回、第4次食育推進基本計画に掲げられた重点事項を踏まえ、以下のような活動が対象となる。すなわち、①生涯を通じた心身の健康を支える食育、②持続可能な食を支える食育、③「新たな日常」やデジタル化に対応した食育――などの取り組みの中で、特に先進性・継続性・有効性・波及性・実践性の5つの観点から審査が行われる。

　応募部門は、「ボランティア部門」と「教育関係者・事業者部門」の2つ。ボランティア部門には、都道府県または政令指定都市の推薦による「食生活改善推進員の部」、および個人・団体が自薦または推薦により応募できる「食育推進ボランティアの部」がある。

　教育関係者・事業者部門には、教育・保育・医療・福祉などに従事する者や団体を対象とする「教育等関係者の部」、農林漁業関係者による「農林漁業者等の部」、企業による「企業の部」が設けられている。応募締切は8月29日。

応募要領など詳細はこちら（農水省HPより）