資生堂、公式ECサイトスタート 「資生堂オンラインストア」を25日から
㈱資生堂(東京都中央区、藤原憲太郎社長)は25日、公式ECサイト「資生堂オンラインストア」を開設する。
消費者の多様な美の価値や購買行動に対応するため、総合美容サイト「ワタシプラス」を刷新し、資生堂の「OMOTENASHI DX」を体現するプラットフォームとなる。現在、「ワタシプラス」で提供している「お店ナビ」などのリアル店舗と連動したサービスは、「Beauty Key」に集約し、「資生堂オンラインストア」は、いつでも気軽に消費者自身がさまざまな美の体験・情報に触れながら、商品を選び、購入することができる公式ECサイトへ進化する。
具体的には、ユニバーサルデザインへの刷新や多言語(英語、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語、ベトナム語)対応などのプラットフォーム機能の強化・整備を行うと同時に、ブランド・商品の情報発信を強化する。
また、最新テクノロジーを活用した美容サービスや分析コンテンツ、商品レコメンド機能なども拡充。さらに、取り扱いブランドも順次拡大する。今回第1弾として、8月21日から米国発のスキンケアブランド「DRUNK ELEPHANT(ドランク エレファント)」、9月16日からグローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」の取り扱いを開始する。
同社では、今回の刷新に加えて、得意先と連動したリテーラーEコマースや、化粧品専門店オンラインサービス「Omise+(オミセプラス)」との連携強化と、EC専門サイトへの積極展開を推進し、OMOの加速を図ることで、国内EC売上のさらなる拡大を目指すとしている。
(冒頭の写真:同社リリースより)