事故情報DB公表、食品事故113件 【5月10日消費者庁発表】健康食品による肝機能障害も
消費者庁は10日、消費者安全法に基づく重大事故以外の消費者事故を事故情報データバンクに登録したと発表した。
登録したのは同法12条第2項により消費者庁に通知のあった消費者事故121件。そのうち食品に関連する事故が113件で今回も9割を超えた。
リコール・自主回収情報では、「アレルギー表示の欠落」が33件と最も多く、「消費・賞味期限の欠落・誤表示」が17件で続いた。食中毒による事故情報は31件に上った(前回14件)。
その他にも群馬県において、健康食品の摂取による全身倦怠感や尿の色調変化を来す肝機能障害に関する報告。岡山県の放課後児童クラブでは、おやつを食べた児童によるアナフィラキシーの発症が報告された。