オートファジーに着目したサプリ発売 UHA味覚糖、APGO社と共同開発
ライフサイエンス分野で研究が進んでいる、細胞に関わるオートファジーをコンセプトにしたサプリメントをUHA味覚糖㈱(大阪市中央区、山田泰正社長)が新発売した。2月12日の「オートファジーの日」に合わせて本格販売を始める。同社が8日、発表した。
オートファジーに関する研究成果の社会実装を目指す大阪大学発ベンチャー企業の㈱AutoPhagyGO(APGO、石堂美和子社長)と共同開発したもの。ザクロに含まれるウロリチンA、ブドウなどに含まれるトランス‐レスベラトロールなどを配合した。
同社ECサイトで8日から『オートファジー習慣 PLATINUM』の販売を始めた。水なしでも摂取できるタブレット(錠剤)2粒あたりでウロリチンAを10mg、トランス‐レスベラトロールを38mg、それぞれ摂れるようにした。60粒(約30日分)入りで1万2,960円。
UHA味覚糖は2020年7月、APGOと共同開発したサプリメント『オートファジー習慣』(ポリアミン含有米胚芽エキス末など配合)を発売しており、新製品は共同開発第2弾となる。
オートファジーをめぐる研究は日本がリードしている。その仕組みを解明した功績で大隅良典・東京工業大学名誉教授が16年、ノーベル生理学・医学賞を受賞した。
(冒頭の画像:新発売したオートファジー習慣 PLATINUM』。UHA味覚糖のプレスリリースから)