オメガ5のプニカ酸、最大限アピール ヘルシーナビ、ザクロ種子オイルの国内マーケ開始
㈱ヘルシーナビ(東京都大田区、井上俊忠社長)がザクロ種子オイルの日本国内マーケティングを始めた。
さまざまな植物種子オイルの製造販売を手がけるイスラエルのN.S Oils(エヌエスオイルズ)社の製品を取り扱う。このザクロ種子オイルに含有する脂肪酸のうち、オメガ5脂肪酸のプニカ酸が高含有することを強くアピールしていく。
エヌエスオイルズ社が製造販売する各種の植物種子オイルは、「MediVega(メディベガ)」のブランド名で世界的に流通されているという。ヘルシーナビは今回、同ブランドのうち、ザクロ種子オイル(Pomegranate Seed Oil)の日本国内マーケティングを手がけることになった。
コールドプレス製法(低温圧搾製法)でオイル抽出しているのが特長。そのため、鮮度や風味のほか「ビタミン、ミネラル、脂肪酸、その他の栄養素がしっかりと保持されている」という。
プニカ酸の含有量は、75%以上で規格化しているという。同社によれば、プニカ酸は日本の研究者が1935年にザクロ種子から見つけた共役リノレン酸の一種で、オメガ5脂肪酸に分類される。強い抗酸化機能などを持つといわれる。
同社では、新規取り扱いと素材となるザクロ種子オイルのマーケティングについて、「プニカ酸を最大限アピールするかたちで、ソフトカプセルのサプリメントやテーブルオイルなどへの提案を進めていきたい」としている。
(冒頭の画像:MediVegaザクロ種子オイルの製品ロゴ。ヘルシーナビの報道発表資料から)
関連記事:加水分解ホエイプロテインを新たに 機能性ペプチド含む新素材を日本に導入
:膨化紅参抽出粉末は女性にも有用か 検証試験を国内で実施