（株）ウェルネスニュースグループ（東京都港区）は18日、「機能性表示食品開発とこれからの通信販売戦略を考える」オンラインセミナー（Zoom使用）を開催した。全国から約140人が参加した。

　第1部は、(公財)食の安全・安心財団の唐木英明理事長が「健機能性表示食品の安全性と効果」をテーマに講演した。消費者団体の外部評価の仕組みや外部評価から見えた問題点、健康食品の安全性と効果について解説した。

　第2部は、(株)東洋新薬研究開発本部統括マネージャーの神谷智康氏が「行政動向を踏まえた機能性表示食品の開発・活用方法について」をテーマに講演。事後チェック指針の内容を含め、ODEMメーカーとしての同社の機能性表示食品への取り組みについて説明した。

　第3部は、(株)DMCの高橋貞光社長が「機能性表示食品の開発から販売、１年後継続率50％までの手順と方法」をテーマに講演。機能性表示食品での差別化とステージ変更、新規獲得からCRMを通しての継続率UP方法について具体例を交えて紹介した。

　参加者からは、「クロスセルを含めた商品開発で悩んでいることもあり、大変勉強になった」、「通販マーケティングに興味を持った。思っていたよりはるかに科学的な販売方法だと知った」、「機能性表示食品の開発から販売までの手順、ポイントをわかりやすく説明され、大変有益だった」といった声が聞かれた。

（写真：オンラインで講演する唐木英明理事長）

【藤田　勇一】