WMR最新62号、オンライン版発刊 特集に「フレイル対策と機能性食品」
ウェルネスニュースグループはきょう(10日)、ヘルスケア業界専門誌『Wellness Monthly Report』の最新号(2023年8月号、第62号)の電子版を発刊した。
今回の特集は、「フレイル対策と機能性食品」。健康な状態と要介護状態の中間的な段階と定義されるフレイル(frailty)の予防や介入などといった対策に、機能性表示食品をはじめとする機能性食品が果たす役割を考察している。
特集では、高齢者にとどまらない「オール世代のフレイル対策」を推進する必要を訴える早稲田大学ナノライフ創新研究機構の矢澤一良氏(規範科学総合研究所ヘルスフード科学部門長)へのインタビュー記事を掲載している。矢澤氏は、フレイル対策に資する機能性食品素材は、健康食品業界の足元にすでに多数存在すると指摘。その上で、「機能性食品の有効活用がフレイル対策の切り札になる」と語る。
フレイル対策に有効と考えられる機能性食品成分・素材も複数、紹介している。フレイルの概念は多面的であり、かつ、幅が広い。その中で、今回の特集では「身体的フレイル」に注目することにした。骨、関節、筋肉に対する有効性が報告されている機能性表示対応素材・成分を中心に取り上げている。
「あの話題を追う!」のコーナーでは、業界を震撼させた、機能性表示食品の届出表示をめぐる優良誤認(景品表示法違反)事案のその後を追っている。事業者から、消費者庁表示対策課担当官まで、「声」も伝えている。
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