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WMR最新60号、オンライン版を発刊 機能性表示食品制度特集の後編

 ウェルネスニュースグループはきょう(9日)、ヘルスケア業界専門誌『Wellness Monthly Report』の最新号(2023年6月号、第60号)の電子版を発刊した。特集は、施行9年目を迎えた機能性表示食品制度。

 2号連続特集の第2弾となる今号では、臨床試験の実施や届出支援で制度を支える食品CROにスポットを当てた。
 コロナ禍で一時休止を余儀なくされた試験案件が、ここにきて一気に回復傾向にある。依頼する企業のコンプライアンス意識の向上で、より高い試験精度が求められる中、被験者の確保、試験費用の高騰など課題も多い。また、食品CRO同士の競争も熾烈化を増す傾向にある。昨年3月、勝ちを焦った1社が、業界を巻き込む騒動を起こした。

 特集におけるもう1つの柱記事は、前号から続く「表示する機能性の科学的根拠の質、そしてその基準」をテーマにした唐木英明・東京大学名誉教授のインタビュー。

 また、㈱グローバルニュートリショングループの武田猛代表、㈲健康栄養評価センターの柿野賢一代表、㈱食品機能研究所の勝田徹代表に、それぞれの立場から同制度の課題、今後の展望など話を聞いた。

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