（国研）医薬基盤・健康・栄養研究所は21日、アイルランド食品安全局（FSAI）がテトラヒドロカンナビノール（THC）を含む製品の自主回収情報を公表したと伝えた。
　対象となったのは、『Kama Hemp Kama ArtisanOrganic Ground Coffee』（100g）と『Kama Hemp Kama ArtisanOrganic Whole Bean Coffee』（100g）の2品。
　
　同品には、欧州食品安全機関（EFSA）が設定した急性参照用量（ARfD：健康に悪影響を示さないと推定される一日当たりの摂取量）を超えるデルタ-9-テトラヒドロカンナビノール（THC：大麻の主要成分で幻覚作用を有する）が含まれている。
　現在、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については不明としている。

　なお、以前にも「Kama Hemp」ブランドの製品において、基準値以上のTHCの検出が報告されているという。

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