食・化粧品・バイオ・ヘルスケア産業で活躍する人材のキャリア支援を展開する㈱RDサポート（東京都中央区、大澤裕樹社長）は3日、企業と理系エキスパートをつなげるシェアリングサービス『RD LINK』による、従業員のキャリア開発支援サービスを開始したと発表した。

　同サービスを利用することで、企業は自社の従業員を解雇することなく、従業員のセカンドキャリア形成を推進し、従業員は新たな自己実現を叶える環境を得ることが可能になる。

　同社は、雇用を取り巻く環境の変化に対応するため、2020年3月に、企業が抱える経営課題や研究開発部内での課題に対して、理系専門職を業務委託でアサインする理系エキスパート人材のシェアリング事業『RD LINK』を開始した。これまでは、『RD　LINK』に登録した「理系エキスパート人材」と「事業推進における企業の課題」をマッチングし、個人の複業支援と企業の課題解決支援を主軸として展開してきたが、企業と従業員双方が抱える雇用や働き方の課題解決の推進にも、この「複業」が有効であることに着目した。

　同社では、「さらなる日本国内企業の研究開発部内の活性化に貢献する」としている。