OPACK、機能性表示食品を海外へ GNGの武田社長が講演
(公財)九州大学学術研究都市推進機構(OPACK、貫正義理事長)は19日、農林水産物の輸出促進に向けた課題解決のためのセミナーを都内で開催した。テーマは、「農林水産物の輸出拡大に向けた農産物の高付加価値戦略~機能性表示食品の活用」。
㈱グローバルニュートリショングループ(GNG)代表取締役の武田猛氏(=写真)は、「機能性表示食品の国内動向と海外マーケットニーズ、輸出に向けた課題」と題して講演。機能性表示食品の動向、グローバル・ウェルネストレンドの紹介、人種別の健康課題や海外レギュレーションの相互認証の現状について説明し、将来的な海外展開の可能性を探った。
(国研)農業・食品産業技術総合研究機構の鈴木貴之主席研究員は、農林水産物の輸出戦略と輸出動向について我が国の現状を紹介した。
同機構は、産学連携プロジェクトの推進や企業・研究機関などの進出支援のための知の交流、新事業創出を目指している。12月7日には、九州大学日本橋サテライトで「知の集積と活用の場 産学官連携協議会」(農水省)と共催でセミナーを開催する予定。
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