NACS、ゲノム編集食品の意見書を厚労省へ提出
(公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(NACS)は19日、ゲノム編集技術を利用して得られた食品の取り扱いについて、厚生労働省に意見書を提出したと発表した。全てのゲノム編集作物の栽培を規制することなどを求めている。
意見書では、全てのゲノム編集作物の栽培の規制、食品の安全審査の実施、消費者の知る権利と選択する権利を確保するための表示を要望。また、ゲノム編集という操作そのものの妥当性を評価する方法の開発も検討するように求めた。
ゲノム編集作物の栽培については、明確な危険性がないという理由で、十分に規制されないまま野放しとする報告書(案)に対し、納得できないとしている。