N-アセチル「マンノサミン」初の届出 【機能性表示食品届出DB更新】認知機能とQOL、2つの領域を跨ぐ成分
N-アセチルマンノサミンという新規の機能性関与成分の届出が、消費者庁が20日に実施した機能性表示食品の届出情報検索データベース(DB)の更新で公開された。単糖(アミノ糖)の一種。認知機能とQOL(クオリティ・オブ・ライフ)に対する機能がそれぞれ報告されている旨が届け出られた。
単糖の一種、届出者は東洋新薬
DB更新は2日連続。20日の更新で消費者庁は、14件(サプリメント7件、サプリ以外の加工食品7件、生鮮食品0件)の新規届出に対して届出番号を付与・公開した。
これまでに届出実績のない新規の機能性関与成分であるN-アセチルマンノサミンを届け出たのは、㈱東洋新薬(本部:佐賀県鳥栖市)。機能性表示については、システマティックレビューに基づき以下の2種類を届け出た。
「N-アセチルマンノサミンには、中高年の方の認知機能の一部である判断力(判断の正確さや速さ、変化する状況に応じて適切に処理する力)、認知柔軟性(外部からの情報等の刺激に対して考え方を柔軟に変える力)、認知機能速度(視覚情報を素早く正確に判断して適切な行動につなげる力)、情報処理速度(情報を適切に素早く処理する力)を維持する機能が報告されています」
「N-アセチルマンノサミンには、中高年の方の前向きな気分(活気・活力感)を維持する機能が報告されています」
届出資料によると、N-アセチルマンノサミンは「天然に存在する非荷電単糖で、解糖系産物のフルクトース6リン酸からUDP-GlcNAcを経てシアル酸へ変換される中間体として細胞内に存在する成分」。また、認知機能、気分、覚醒睡眠サイクルなど「多岐にわたる機能」を調整するオレキシンという神経ペプチドを産生する神経細胞(ニューロン)の生成を誘導する機能のあることが報告されているという。
【石川太郎】

2026年1月のデータベース更新
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