（公財）日本健康・栄養食品協会（JHNFA）は1日、特定保健用食品（トクホ）広告審査会が昨年10月からの半年間のトクホ広告を審査した結果、7件で問題が見つかったと発表した。7件については広告主の企業に連絡し、改善を促したとしている。

　審査は昨年10月1日～今年3月31日までの期間、合計96件のトクホ広告を対象に実施。媒体の内訳はテレビ52件、新聞32件、雑誌12件。

　審査の結果、健康増進法などに抵触するものが1件（新聞）、質疑応答集などに抵触するものが4件（テレビ2件、新聞2件）、質疑応答集などに抵触する恐れがあるものが2件（テレビ1件、雑誌1件）だった。疾病の治療・予防ができるかのような誤認を与える広告などが認められた。