JHNFA、食品表示・広告セミナーを開催
(公財)日本健康・栄養食品協会(JHNFA)は29日、「食品表示・広告に関するセミナー」を都内で開催した。
東京都福祉保健局健康安全部食品監視課課長代理の池田由美子氏は、食品表示基準に未対応のまま「食塩無添加」や「砂糖不使用」などと表示した商品が流通していると指摘。2020年3月31日に経過措置期間が終了するため、適正な表示への移行を呼びかけた。
池田氏は、糖類が無添加である旨を表示するためには、(1)いかなる糖類も添加されていない(ショ糖、ブドウ糖、ハチミツなど)、(2)糖類に代わる原材料または添加物を使用していない、(3)デンプンを加水分解して糖類を放出させるなどの酵素分解や、そのほかの何らかの方法により、当該食品の糖類含有量が、原材料や添加物に含まれていた量を超えていない――ことが求められると述べた。
(写真:満席となったセミナー会場の様子)