JHNFA、機能性表示食品の分析状況「公開サイト」が始動
(公財)日本健康・栄養食品協会(JHNFA)は24日、機能性表示食品の届出後の分析状況「公開サイト」をホームページ内に開設したと発表した。消費者庁が事務連絡で、業界団体による届出各社の分析状況の公表を求めたことに対応した取り組み。現在、約50製品(9社)の分析結果が公表されている。
公開サイトでは、届出後に届出各社が実施した分析状況について、企業名・商品名・機能性関与成分名といった基本情報と、各種の分析結果を掲載している。
公表される分析項目は、届出者や食品区分、機能性関与成分などによって異なる。機能性関与成分の含有量のほか、安全性を担保する必要がある成分の分析、崩壊試験、基原の確認などの結果を公表している製品もある。
消費者庁は昨年10月25日、事務連絡で届出者に対し、届出後に実施する機能性関与成分の含有量の分析、基原の確認などの結果を公表するように要請。同時に業界団体に向けて、中小企業などの分析結果を取りまとめ、業界団体のホームページなどでの公開を検討するように求めていた。