（公財）日本健康・栄養食品協会（JHNFA）は20日、健康食品の適切な商品選択の目安となる「個別審査型JHFA制度」の運用を開始したと発表した。

　従来のJHFA制度は、事前にJHNFAが品質などに関する規格基準を設けて、それに合格した製品にJHFAマークの使用を許可していた。一方、今回導入した個別審査型JHFA制度は、既に規格基準を設けている69食品群に該当しない健康食品についても、個別に審査して認定するというもの。

　個別審査型JHFA制度には、「個別認定合格品」と「健康機能性合格品」の2種類がある。個別認定合格品は品質規格、製造・加工、表示などで合格した製品。健康機能性合格品は、健康の維持・健康に役立つ科学的情報と製品品質について合格した製品を対象とする。