J-オイルミルズ、ヒトの「食べたい気持ち」を可視化
(株)J-オイルミルズ(東京都中央区、八馬史尚代表)は24日、慶應義塾大学と共同で、脳波計「感性アナライザ」を活用し、ヒトの食べたい気持ちを可視化することに成功したと発表した。
脳波計「感性アナライザ」は、リアルタイムで感性を取得することができる。同測定器を活用して、ヒトの食べたい気持ちに直結する脳波を特定したという。実証実験として、から揚げを用いた画像試験と実食実験を行い、脳波の「食べたい度」の変化を確認した。
ヒトが油脂を含む食品においしさを感じることは一般的に知られているが、その感性のメカニズムについては解明されていない。同社では、研究成果を生かし、油脂のさまざまな付加価値機能を追求するとしている。