ICS-net、「金の卵発掘プロジェクト2020」
グランプリ受賞、表彰式開催
ICS-net㈱(長野県長野市、小池祥悟社長)が運営する「食品原料Webサービスシェアシマ」が、㈱経済界(東京都港区、佐藤有美社長)が次世代の起業家を発掘・応援するビジネスアワード「金の卵発掘プロジェクト2020」でグランプリを受賞した。
15日、グランプリ表彰式が帝国ホテル(東京都千代田区)で開催された。当日は、安倍晋三元首相、日本を代表する企業の経営者らも参加した。
同社は、「世界の食品流通をRe-designする」という経営指針を掲げ、2019年10月に本格稼働させた食品原料Webサービス「シェアシマ」を活用し、食品メーカーが使用する原料の情報をウェブで共有することで、食品原料の廃棄ロスの削減を目指す事業を始めている。
今回、同プロジェクトに応募し、「シェアシマ」のプラットフォーム化が進むことで、食品業界が抱えている問題の解決のきっかけになる事業であることが評価され、同受賞に至った。
同社では、今回の受賞をきっかけに、食品メーカーが使用する食品原料においても大量のロスが発生し、廃棄されている現実を知ってもらい、この分野において共に削減を目指す企業と取り組んでいきたいとしている。