オリザ油化㈱（愛知県一宮市、村井弘道社長）はこのほど、皮膚保湿作用に対して「グルコシルセラミド」以外の成分「β-シトステロールグルコシド（BSG）」が関与していることを突き止め、同成分に皮膚の各層セラミドを増加させる機能があることを見出したと発表した。
　研究論文は、査読付き科学雑誌『PLOS ONE』に掲載されたと報告している。

論文：「Takeda S. et al., β-Sitosterol 3-O-D-glucoside increases　ceramide levels in the stratum corneum via the up-regulated expression of ceramide synthase-3 and glucosylceramide synthase in a reconstructed human epidermal keratinization model. PLoS ONE,
16(3), e0248150 (2021)」