（一社）消費者市民社会をつくる会（東京都渋谷区、阿南久代表理事）はこのほど、2022年定時総会を開催。次期役員として阿南久、塚脇一政、太田裕見・森田満樹の4氏を理事に、古谷由紀子氏を監事に選出した。代表理事には阿南久氏が選任された。

　総会終了後に「報告と意見交換会」を実施し、2022年下期のASCON科学者委員会（鈴木勝士委員長）による機能性表示食品最終評価報告、ASCONと食品表示活用研究会・消費者部会との意見交換会などが行われた。

　機能性表示食品の評価報告については、9月28日の公表に次いで、届出番号G1103～H649に関する社会的評価を追加した。ASCON科学者委員会によれば評価に協力した企業は約2割にとどまるとし、事業者の自主的な回答による届出はH400までが公表されている。

（冒頭の写真：意見交換会の様子、ASCONの報告書より）