㈱種商（佐賀県鳥栖市、諸冨和馬社長）は、原料の仕入れから製造販売までを一貫して行う創業75年の老舗雑穀メーカー。米穀豆類の取り扱い品種において日本最大級を誇る。原料のラインナップ豊富で、仕入れから商品企画、加工、充填（窒素置換充填・真空包装充填）まで一貫したサポート体制を確立している。鳥栖の営業本部にある製造工場には雑穀専用のクリーンルームを完備している。

　同社の主力商品は、「大麦」「アマランサス」「発芽玄米」など16種の国産雑穀をバランスよく配合した『国内産十六穀米業務用』（500ｇ）と、上記15種の国産穀物に「キヌア」や「小豆」などをブレンドした『二十一穀米スティック』（30g×6袋）の2アイテム。また、斬新な企画力に定評があり、新商品も次々に提案する。

　今年1月、同社の第一工場とグループ会社㈱テイスティフーズの工場が（一財）食品安全マネジメント協会（JFSM）が定める食品安全管理規格「JFS-B」の適合証明を取得した。JFS-B規格は、食品安全マネジメントシステム（FSM）、ハザード制御（HACCP）、適正製造規範（Good Manufacturing Practice=GMP）の3つの要求事項で構成されている、国際整合性のある食品安全マネジメント規格。HACCP制度化を推進するために、農林水産省・企業・専門家の産学官連携で生まれた日本発の食品安全管理規格で、国際基準であるコーデックスHACCPの要求事項に準拠している。

＜COMPANY　INFORMATION＞
住所：鳥栖市藤木町字若桜3-5鳥栖商工団地
TEL：0942-83-1311
E-mail：info@tanesho.co.jp
事業内容：雑穀・米・穀物加工食品製造・冷凍食品製造
URL：http://www.tanesho.co.jp

（冒頭の写真：諸冨和馬社長）