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7月最初の更新は既存中心の構成 【機能性表示食品届出DB更新】新規届出13件、うち3件がアイケアサプリ

 3日、機能性表示食品の届出データベース更新があり、12社13件(サプリメント9件、サプリ以外の加工食品4件、生鮮食品ゼロ件)の新規届出が公開された。7月に入って初の更新。2024年度の届出番号「J」シリーズの公開件数は累計185件になった。

 この日公開された新規届出の機能性関与成分を見ると、既存成分が占める。健康食品受託製造大手のアピ㈱(岐阜県岐阜市)が「プラズマ乳酸菌」を機能性関与成分として配合したサプリメントを届け出た。キリンホールディングス㈱(東京都中野区)が実施したシステマティックレビューを表示する機能性(健康な人の免疫機能の維持に役立つ)の科学的根拠とする。

 ヘルスクレームに関しては、「糖化ストレス軽減」を盛り込んだ届出がおよそ1年ぶりに公開された。マンゴスチン抽出物に含まれる「ロダンテノンB」を機能性関与成分とするもので、訴求機能は肌のうるおい保持。

 また、13件中3件がアイケア機能を訴求するサプリメントの届出だった。

 そのうち㈱基理(東京都豊島区)は、ビルベリー由来アントシアニンとルテインを機能性関与成分として配合した「糖衣サプリ」を届け出た。ヘルスクレームは、ビルベリー由来アントシアニンについて、「手元でスマホなどを見る際の、目の疲労感を軽減する機能、目の潤いを補う機能」、ルテインについて、「ぼやけやかすみを緩和しくっきり見る力(コントラスト感度)を改善する機能」、そして両成分について、「ピント調節力を改善する機能、ブルーライトによる目の光刺激を緩和する機能、眩しさから回復する目の調整力(グレア回復)をサポートする機能」がそれぞれ報告されている旨。

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