消費者庁は8月31日、国および都道府県における景品表示法に基づく法的措置件数の推移と措置事件の概要を発表した。発表によれば、7月1日～31日までに措置命令を受けた件数は4件、課徴金納付命令は行われなかった。

　今回、北海道電力㈱に措置命令が下りた他、食品およびヘルスケア関連で措置命令を受けた事業者はなかった。
　課徴金納付命令を受けたのは、沖縄特産販売㈱（沖縄県豊見城市、與那覇玲社長）の1社。同社は、『養力珪素』という珪素を配合した食品を販売するに当たり、優良誤認表示を行っていた。来年2月27日までに、2,464万円を支払わなければならないとされている。

※消費者庁の公表資料に基づき編集部で作成。対象期間は2009年から。

関連記事：沖縄特産販売に課徴金2,464万円