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6-パラドール配合の「メタバリア」 【機能性表示食品届出更新】富士フイルムが新たに届出

 消費者庁は3日、機能性表示食品の届出データベースを更新した。10月最初の更新。計13件の新規届出を公開した。「6-パラドール」という新規の機能性関与成分が含まれる。最終製品の臨床試験を科学的根拠にしたもので、届出者は富士フイルム㈱(東京都港区)。

 今回公開された新規届出は、届出番号I634からI646までのサプリメント13件。うち3件が、菊の花に由来するルテオリンを機能性関与成分とするもので、それぞれ異なる企業が届け出た。これで尿酸値が高めな男性の尿酸値を下げる機能を訴求する同成分の届出件数は累計53件となった。

 新規機能性関与成分の6-パラドールは、スパイスとしても使用されるギニアショウガ(メゲレッタコショウ)抽出物に含まれる成分。エネルギー代謝を活性化させるなどの機能を持つとされる。

 富士フイルムは今回、6-パラドールのほかにサラシノール、エピガロカテキンガレートの3つを機能性関与成分にしたサプリメント『メタバリア』の届出を行った。届出表示は、最終製品のヒト試験を科学的根拠に「BMIが高め(23以上30未満)の方の、おなかの脂肪(内臓脂肪・皮下脂肪・腹部総脂肪)・ウエスト周囲径・体重を減らすことで高めのBMIを低下させるのを助ける機能、腸内環境を整える(おなかの中のビフィズス菌・乳酸菌を増やす)機能」がある旨を表示する。加えて、サラシノールについて、「食事から摂取した糖の吸収を抑える機能」が報告されている旨を表示する。

 なお、この日も撤回届出が追加された。届出件数の多いアサヒグループ食品㈱(東京都墨田区)が3件を取り下げた。届出済み製品(G289)にリニューアルするため、難消化性デキストリンを配合した粉末飲料『食事と一緒に十六茶 粉末』(D213)を取り下げた。この他、エピガロカテキンガレート配合の『ミンティアエクスケア デンタルプラス ペパーミント』(F759)と、ルテイン・ゼアキサンチン配合キャンディ『濃ーいブルーベリー アイクリア』(F1049)は販売を終了するという。

【石川太郎】

(冒頭の画像:富士フイルムが新たに届け出た「メタバリア」の表示見本。消費者庁の届出データベースから)

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