6月の「景表法」措置件数公表 さくらフォレストなど措置命令4件
消費者庁は7月31日、国および都道府県における景品表示法に基づく法的措置件数の推移と措置事件の概要を発表した。発表によれば、6月1日~30日までに措置命令を受けた件数は4件、課徴金納付命令は行われなかった。
食品関連事業者で措置命令を受けたのは、㈱バウムクーヘン(福岡市中央区、末吉将志社長)、㈱ドミノ・ピザ ジャパン(東京都品川区、ジョシュア・キリムニック社長)、さくらフォレスト㈱(福岡市中央区、髙島励央社長)、の3社。
バウムクーヘンはペットサプリとしては初の措置命令、ドミノ・ピザ ジャパンは全国の店舗で配布したチラシに有利誤認があったとして処分、さくらフォレストは業界で初めて不備のある研究レビューで行った届出表示について措置命令を受けた。届出表示対する措置命令は同社ばかりでなく、業界全体に今も波紋を広げている。