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5月のサプリ支出、5カ月ぶりプラス 【家計調査】しかし2カ月連続で1,000円に届かず

 総務省統計局がきょう5日発表した5月の家計調査(2人以上世帯)によると、サプリメントなど「健康保持用摂取品」の1世帯あたり消費支出は974円と2カ月連続で1,000円未満だった。前年の同じ月と比較すると名目で1.8%増と5カ月ぶりの増加に転じたが、前年23年5月は13%近く減少していた。

 今年1月以降の家計調査(2人以上世帯)で健康保持用摂取品の消費支出が1,000円を下回るのはこれで3度目。1月961円、4月968円に続き5月も1,000円を割り込んだ。4月は、名目の前年同月比が約16%減少。今年3月下旬に明るみになった小林製薬「紅麹サプリ」問題が影響した可能性がある。

 5月の健康保持用摂取の消費支出が世帯別に見ると、勤労者世帯は1世帯あたり709円、無職世帯は同1,329円。名目の前年同月比はそれぞれ5.8%減、8.9%増と増減の差が出た。また、勤労者世帯の減少は3カ月連続、無職世帯の増加は2カ月連続。無職世帯の支出が堅調なようにも見えるが、無職世帯は今年、3月に1,736円の高い水準を見せたものの、以降は2カ月連続で減少。5月の支出額は4月に対して減少している。

 5月の1世帯あたり消費支出は全体で29万328円だった。物価変動の影響を取り除いた実質の前年同月比は1.8%減。マイナスは2カ月ぶり。前の月の1年2カ月ぶりの増加から減少に転じた。名目の前年同月比は1.4%の増加だった。

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