3省庁連携でマスクの業界団体に要請
消費者庁の伊藤明子長官は22日、消費者庁・厚生労働省・経済産業省が連携してマスクの関係業界団体に対し、適正価格によるマスク販売などを要請する方針を明らかにした。
世界的なマスク不足を背景に、輸入マスクについては従来1枚当たり5~7円程度の仕入れ価格が、現在では35~50円程度に高騰。一方、国内生産マスクの価格は、据え置きまたは微増にとどまっている。
3省庁では、小売業者による積極的な仕入れ、適正価格による販売、値上がりを期待しての売り惜しみを行わないことを関係業界団体に要請する方針を決定。「本日中にも関係業界団体にお願いする」(伊藤長官)としている。
(写真:22日の記者会見)