魚屋路で8人がノロ食中毒 東京都が営業停止処分 再発防止体制に課題浮上
東京都は9日、飲食店「魚屋路 花小金井店」(東京都小平市)に対し、食品衛生法に基づく営業停止処分を行ったと公表した。
処分を受けたのは、㈱すかいらーくレストランツ(東京都武蔵野市、中島尚志社長)が営業する同店舗。都は、同施設において発生した食中毒事案について、食品衛生法第6条に違反すると認め、同法第60条を適用し、4月8日~10日までの3日間の営業停止を命じた。
発表によると、原因食品は今年3月29日に同施設で調理・提供された食事で、病因物質はノロウイルスGⅡとされた。3月30日午後4時から4月1日午前1時にかけて、患者8人が下痢、発熱、おう吐などの症状を発症したとしている。
これを受け、㈱すかいらーくレストランツは同日、「魚屋路花小金井店」におけるノロウイルス食中毒の発生について公表し、発症した利用客および関係者に対し謝罪した。 同社は、同店舗が4月4日より営業を自粛していたこと、4月8日付で保健所から営業停止処分を受けたことを明らかにしている。
また、再発防止策として、従業員への衛生教育の再徹底、店舗設備や器具の洗浄・消毒の徹底、従業員の健康管理および手洗いの徹底などを実施するとしている。
同グループを巡っては、2018年にも回転寿司「魚屋路」の複数店舗において食中毒が発生し、行政処分を受けている。当時は、利用客28人に食中毒症状が確認され、生ウニから腸炎ビブリオ菌が検出されたと公表している。
今回の事案は、こうした過去の事例に続くものであり、同社の衛生管理体制の在り方が改めて問われることとなった。
【編集部】
詳細はこちら(東京都HPより)

