GNG、理系向けマーケ講座開講へ 健康食品業界の課題解決、サイエンスと市場つなぐ新企画
㈱グローバルニュートリショングループ(東京都豊島区、武田猛社長)は、理系実務者を対象とした新講座「理系のためのマーケティング講座~サイエンスを価値に変える商品設計」を開講する。
研究と市場のギャップ
同講座は、健康食品・サプリメント業界において、優れた研究成果が十分に市場価値として伝わらないという課題を背景に企画されたものである。
研究開発や技術部門では、成分やエビデンスに基づく検討が行われる一方、それを生活者にとっての価値へと翻訳する視点が不足していること、またマーケティング側が科学の射程や限界を踏まえず設計を行う場合があることが、両者の間のギャップを生んでいるとされる。
価値設計としてのマーケティング
講座では、この断絶を「価値設計の不在」という構造課題として捉え、サイエンスを生活者にとって意味のある価値へと変換する思考法を体系的に提供する。
マーケティングを「売る技術」ではなく、「価値を起点に選ばれる理由を設計する活動」として再定義し、サイエンスと生活者の間にある“翻訳”のプロセスを重視する点が特徴だ。
具体的には、機能やエビデンスをそのまま伝えるのではなく、生活者の状態や文脈に基づいて意味付ける思考を習得する。また、国内外の事例を用いたケーススタディを通じて、科学の扱い方と価値設計の具体像を検討する構成となっている。
さらに、医薬品医療機器等法や景品表示法といった制度との整合性を踏まえ、規制回避ではなく、信頼性と両立する商品設計の在り方を提示する。
実務に落とす講座構成
講座は全5回で構成され、各回90分の少人数制プログラムとして実施する。講義と実践ワーク、ディスカッションを組み合わせ、受講者自身のテーマへの応用を重視する。
カリキュラムは、「なぜ良い研究が価値として届かないのか」という構造理解から始まり、マーケティングの本質、機能をベネフィットへ変換する思考法、市場が求める状態や文脈の理解を経て、最終的には「逆算式商品開発」による商品設計へと展開する内容である。
対象は研究開発、商品企画、技術部門などの理系実務者であり、自社の研究成果を事業価値に結び付けたい人材や、部門間連携に課題を感じている人材を想定している。定員は10人の少人数制で、原則1社1名(最大2名)までの参加とする。
講師は同社代表取締役の武田猛氏が務める。
開催は今年6月頃からを予定しており、公開講座としての実施に加え、企業ごとの課題に応じたカスタマイズ研修としての導入も可能としている。受講料や詳細日程は確定次第案内するとしている。
<カリキュラム>
講義30分と実践ワーク・ディスカッション60分で構成
⚫第1回:なぜ、良い研究が価値として届かないのか(構造理解)
⚫第2回:マーケティングの本質とは何か(価値起点への転換)
⚫第3回:機能をベネフィットへ変換する思考法(GNG「4つのベネフィット」)
⚫第4回:市場は何を求めているのか(状態設計・文脈設計)
⚫第5回:サイエンスを価値に変える商品設計(自社テーマへの実装)
<問い合わせ先>
㈱グローバルニュートリショングループ
TEL:03-5944-9813
E-mail:info@global-nutrition.co.jp
(冒頭の写真:武田 猛 代表)

