農水省、サーモン誤表示で指示 原材料誤記のマリンフレッシュに是正と再発防止求める
農林水産省は24日、㈱マリンフレッシュ(埼玉県川越市、木村宗吾社長)が製造したさけ・ます類加工品について、不適正な表示を行っていたとして、食品表示法に基づく指示を行ったと発表した。
同省は、関東農政局および近畿農政局、(独)農林水産消費安全技術センターによる立入検査の結果、同社が関西工場で製造した『サーモンたたき芯』について、実際には「アトランティックサーモン(ノルウェー産)」を使用していたにもかかわらず、「サーモントラウト(チリ)」と表示していたことを確認した。
販売期間は2025年4月9日~10月12日までで、少なくとも1,350kg(7万5,000本)が業務用加工食品として卸売業者1社に販売されていた。
不適正表示が確認された商品は、包装ラベルにおいて原材料名として「サーモントラウト(チリ)」と記載されていたが、実際の使用原材料と異なるものだった。
同省は、これらの表示が食品表示基準に違反すると認定。具体的には、業務用加工食品における原材料名表示義務および、内容物を誤認させる表示の禁止に違反するものとした。
これを受けて同社に対し、販売する全ての食品について表示の点検を直ちに実施し、不適正な表示を速やかに是正することを指示した。また、不適正表示の背景として、食品表示制度に対する認識の欠如や表示内容の確認・管理体制の不備があるとし、原因の究明・分析の徹底を求めた。
さらに、食品表示に関する責任の所在を明確にし、相互チェック体制の強化など再発防止策を講じること、全役員および全従業員への制度啓発と遵守の徹底を指示した。これらの措置については報告書に取りまとめ、4月24日までに農林水産大臣へ提出するよう求めた。
【編集部】
発表資料はこちら(農水省HPより)

