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サントリーHD、25年12月期は増収減益 機能性表示食品『ロコモア』、男性向けスキンケアブランド「VARON」は好調

 ㈱サントリーホールディングス(大阪市北区、鳥井信宏社長)はこのほど、2025年12月期通期(2025年1月1日~12月31日)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益(酒税込み)は、3兆4,325億円(前年比0.4%増)と増収を確保したが、営業利益は2,211億9,800万円(同32.8%減)と大幅な減益となった。

 飲料・食品セグメントは、積極的なマーケティング活動が奏功したイギリスを中心に欧州が牽引し、売上収益(酒税込み)は1兆7,220億円(同2.0%増)となった。一方、ベトナムおよびタイにおいて、急速な事業環境変化への対応が遅れ、営業利益は1,746億円(同5.4%減)となった。
 日本では、価格改定や最盛期の天候不良により市場が落ち込む中、同社は、「サントリー天然水」ブランドの1Lペットボトル容器や『――きりっとヨグ』、「BOSS」ブランドの『クラフトボス 甘くないイタリアーノ』や「――世界のTEA」シリーズ、「特茶」ブランド等が引き続き好評だった。10月には、「特茶」ブランドから水カテゴリーの新商品『特水』を発売し、新たな需要を開拓した。
 アジアパシフィックでは、オセアニアにおいて7月よりRTDの販売を開始。欧州では、イギリスにおいて積極的なマーケティング活動を行ったスポーツドリンク「Lucozade」ブランドおよび清涼飲料「Ribena」ブランドなどが牽引した。米国では、炭酸およびエナジーカテゴリーが堅調に推移したことに加え、新商品の発売も寄与した。 

 また健康食品事業は、国内では引き続き機能性表示食品『ロコモア』、男性向けスキンケアブランド「VARON」が好調だった。また9月には、デジタルと加齢による目へのダメージに着目したアイケアサプリメント『ピントW』(ダブル)を発売し、新規ユーザー増加に取り組んだ。海外では、セサミン類を配合したサプリメント『VISTRA Sesamin Night Time』をタイで発売するなど、グローバルでの事業拡大にも注力した。

 サントリーグループは、今後も社会と自然との共生を目指しながら、市場環境の変化に迅速に対応し、新たな価値の創造へ挑戦すると同時に、グローバルに展開する食品酒類総合企業としてさらなる成長と収益力の強化を図る。飲料・食品セグメントでは、不透明で厳しい外部環境が続き、消費者の消費行動が一層多様化する想定の下、新たな価値創造と事業変革を加速させ、さらなる売上収益の成長を目指す。日本では、「サントリー天然水」「BOSS」「伊右衛門」「GREEN・DAKARA」「特茶」等の各ブランドで、商品価値訴求やフレーバー、容器・容量展開を強化する。
 欧州では、「Oasis」「Schweppes」「Lucozade」等の各ブランドにおいて、商品価値の向上やコストマネジメントを強化する。アジアでは、ベトナムにおいて「Sting」「TEA+」ブランド、タイにおいて炭酸飲料カテゴリーや「TEA+」「BRAND’S Essence of Chicken」「Bird’s Nest」ブランドに注力し、マーケティング活動強化や消費者ニーズに応じた容器・容量展開で新たな需要創出とブランド価値向上を図る。 

 オセアニアでは、「V」「BOSS」ブランドへの注力に加え、スワンバンク工場で製造するRTDを新たにニュージーランドでも販売開始する。米州では、主力である炭酸カテゴリーの強化に加え、伸長する非炭酸カテゴリーのさらなる拡大に取り組む。また健康食品事業は、引き続き「ロコモア」「VARON」ブランド等に注力するとしている。
 
 2026年12月期の売上収益(酒税込み)は3兆5,800億円(同4.3%増)、営業利益は2,800億円(同26.6%増)を予定している。 

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